昔から、ドラマってこんなだった?
正直、感想を書こうかどうしようか悩みました。
でも、あれじゃあんまりにもマルちゃんが可哀想だ!
めっちゃ可哀想。
ということで、オブラートに包みつつ感想を書かせて頂きます。
…包めるかなぁ?不安だ…
マルちゃん、ゴールデン帯、初主演のドラマ。
地獄先生ぬーべー
始まる前から、少し不安ではありました。
原作ありきのドラマ。それも人気の。
原作があるってことは、既にイメージが定着しているんです。
それをドラマ化、あるいは映画化する場合には、相当丁寧に緻密に繊細に再現していくか、逆に綺麗にきっぱりと離れていく必要がある、と私は勝手に思っています。
どちらにしても、難しい。
オリジナルのドラマと果たしてどっちが難しいのか。
製作者側に立ったことは一度もないので分かりませんが、私には原作がある方が難しく感じられます。
だから、マルちゃんが原作ありきのドラマに出るのは不安でした。
でも、”ボーイズオンザラン”の時は、割と良かった気がしたので、大丈夫かなぁ~とも思っていました。
※こちらは原作を読んだことがなかったので、単なるドラマとして楽しみましたけどね。
番組情報が出るたびに、豪華なキャスト。
日テレさん、結構力入れてるのかしら?
期待とそれに対する不安に押されながら…
ようやく、昨日、ドラマが始まりました。
って、おい!
脚本家、出て来い!
ついでに言えば、演出家は誰やねん!
まず、1話に出す人数が多すぎだろ!
しっかりと描けないのなら、出すな。無理をするな。
雪女がヒロインでないのなら、1話から出なくてもよし。
2話とかでも全然。ストーリーが安定してから出ても問題ないし、その方がよっぽど面白い気がする。
えー日本語が話せなかった点に関しては、私は特に何も思いません。
そんな雪女でも大丈夫!!
だって、ヒロインじゃないんでしょう?そこ原作無視なんでしょう?
なら、OK!
ドラマでもなんでも、ストーリーを作る以上、重要なのは人間をどれだけきちんと描けるか、ということだと私は思うんです。
ちょっとしか出ない脇役の人でも、気付けばその人の性格や雰囲気が掴めていたりする。
・お天気おねえさん
・陰陽師屋へようこそ
この2つは、その辺、ちゃんとしてた。
そこそこ登場人物は多かったけど、なんとなく脇の人達にも目が向く。気持ちが向く。
でも、人数が多いってことはそれだけ、大変だと思う。
それを1話のわずか1時間、実際には1時間ないのかしら?
それで納得させることなんて出来るはずがない。
だとしたら、絞れ。きっちりと絞って、今回はこの人たちって。
そうすれば、あんなに途切れ途切れの映像にもならなかったはず。
そうね~。私が勝手にチョイスするなら。
・知念君
・今回妖怪に捕まった女の子
・知念くんの友達二人と・女の子二人
・もこみち先生と桐谷美玲ちゃん
・…坂上さんの鬼はいないとダメかしら?
この9人(?)ぐらいでいいんじゃないの?
なんかお寺のおじさんとか、ハイヒールのお姉ちゃんとか、1話目でぶっ込まなくても良かったんじゃないの?雪女と同じで。
ちなみに優香さんの役が良く分んない。
でも優香先生もなんだったら、次回以降でいいと思う。
それから、生徒と悩みに乗ってやれない…っていう葛藤。
1話目でそんなん、おかしくない?
赴任してきたばっかですよ。
生徒のことも満足に分かってない癖に、そんな簡単に悩みに乗れるか!
人間、そんな簡単じゃないわ!馬鹿にしてんのか!
ちょっと考えれば分かると思うんだけど。
なぜ、この脚本で進んだのか?
そしてなぜ放送までしてしまったのか?
普通に観たら、これじゃダメだって気付きそうじゃない?
脚本が悪いって。
削除できるとこ、いくつかあるって。
なぜ、このままだったのか!!
はぁ~…マルちゃんが可哀想。
いや、マルちゃんだけでなくて、あのドラマに出ている人、みんなが可哀想。
そもそも、あの状態の脚本を書いて、満足できたんだろうか?
観てアレでいいや…って言えたんだろうか。
正直、この感想は、今回の"ぬーべー"に限らず、存在する。
昔はあまりドラマを見なかったんだけど、エイトさんに嵌ってから、ドラマを観るようになって、"おいおい"ってドラマをいくつか観てきた。
別に学芸会とか、趣味とかで作成しているのなら、文句は言わない。
でも、プロとして仕事をしているはずなのに、どうしてこうなるのか?
もっと昔。
私が学生で時間をもてあましていた頃のドラマは、本当にこんなだったろうか?
そんな記憶はない。
それは私が大きくなって、色んな事を知って、こんなのおかしいと思うようになったからなのか?
…それはそれで哀しいなぁ。
とにかく、今回のドラマ”も”哀しかった。
色々、詰め込み過ぎ。
出演する人の数も、そして、感情も。
そんなたくさんのもの、短時間には処理できません。
その辺、よろしくお願いします。
そして…私も詰め込み過ぎたので。
きっと処理できないですね。
ごめんなさい…
だって…
だって…
マルちゃんが!!
もう、普通にアクションでいいよ~。
アクションとギャグでお願い~!!
【最後に反省】
全部読み返してから、ひとつだけ。
これだけいっぱい文句を言ったけれど、結局私は、脚本を書いたことは一度もないし、制作の仕事にも携わったことがない。
つまり、製作者側のことは、なにひとつ分かっていない。
文句を言う相手については、何一つ知らないまま、言葉をぶつけました。
…ごめんなさい。
あと、もうひとつ。
言葉遣いが…酷くてごめんなさい。
途中、書き直そうと思ったんだけど、そうすると…なんか、違ってきてしまって、だから敢えて、私の心の暴走のまま残しました。
…オブラートに包む…予定は消えました。
ごめんなさい。